非常に珍しいことなので、記憶が新しいうちに書いておきたい。
昨日、8年ぶりにマクドナルドへ行った。
なんだろう…正式名称を書くことさえ久しぶりな気がする。

マックって(もう略したい)、子どものころは「たまの贅沢」だったわけさ。
家族で買い物に行ったときとか、友達と遊びに行ったときなんかに「お昼はマックで」なんてことがあった。
それでも、なぜか自分ひとりで積極的に行くことはなかったのだ。
高校生になって電車通学をするようになっても、大学入学のために上京してからも、ほとんど行った記憶がない。
その7年間と、社会人になってからの期間を合わせても、片手で数えるほどしか行っていないんじゃないか…?
そして、今回行くことになったのも本当にたまたま。
用事があって向かった先にあったので、「久しぶりに行ってみるか」くらいの軽さで。

そんなわけで、8年ぶりに足を踏み入れたわけだが…
驚いたのは、私の記憶に残っているマックとはまるで別物だったこと。
私のなかでマックといえば、
- お店の正面から中に入ると、レジがどーんと3〜4つくらいある
- レジの奥で調理がされている
- いちばん進みが早そうな列に並ぶ(たまに外れる)
- 並びながら、レジの上のほうにあるメニュー表を眺めて商品を選ぶ
…と、こんなイメージ。
しかし、今回入った店舗は、レジの占めるスペースが少なかった。
レジは端の方に追いやられていて、かつてレジだったところ(?)がそのまま提供準備のためのスペースになっていたのだ。
もはや「デリバリー対応に振り切っている」と言ってもいいくらい、デリバリー向けのつくりになっていた。
(実際、UberEatsの配達の方が続々と来店していた)

- 元々地方に住んでいて、都内のマックに慣れていないだけなのかもしれない
- 小さいころ(20年以上前)に行ったマックが、なんだかんだでいちばん鮮明に残っているせいかもしれない
- 私の入った店舗がたまたまそうだったのかもしれない
それでも「変わったな」と思った。
※もちろん、私個人の感想である。
普段から行かないので、そもそも情報も入ってこないし、自分が「行かない世界」のことって分からないものだなあ…
UberEatsなども利用したことがないので、余計にそう感じた。
新しい世界を見られて面白かったが、次に行くとしたらまた数年後だろう…笑

ちなみに8年前、最後に行ったマックは池尻大橋の店舗である。
営業で渋谷区をまわっていたとき、お昼のタイミングでその場にあったのがマックと蕎麦屋の2件だけだった。
しかもその蕎麦屋が格式高い感じで、仕事の昼休憩で寄るにはちょっとなあ…ということでマックに入ったのだった。
(もしあの場に蕎麦屋しかなかったら、私のお昼は一体どうなっていたのだろうか)
何気ない日常ほど、意外と未来の自分が懐かしがってくれるらしいぞ。笑
今回の気づきでもあり、これからも大切にしていきたいこと。