今年のGWは、職場が二週間くらいお休みだった。
普段から講師としての活動はしているのだが、これだけの長期休みがあると尚更「あれもこれもできるな」と思うのだ。
最初は。
結論からいうと、二週間全く動けなかった。
これには自分でもびっくり…
今までにないことだったから。
せっかくの連休がまさかの結果に…
行動が一時的に止まることはある。
(わざと日にちを空けて投稿していることもある)
他に優先してやりたいことがあるときや、単純に習慣が乱れてしまうなど、理由はそのときによってさまざまだが。
それでも通常は数日あれば復活する。
止まっても、またすぐに動き出すことができていたから、今回もそのパターンだと思っていたのに…
本当に何もできなかった。
「動きたいのに動けない」の究極を味わった、とでも表現しておこうか。
生きるのに必要な行動はできるものの、「仕事に関することを何もしたくない」という状態だったのだ。
「せっかくのお休みなのに計画通りに動けていない」と悔しくなったのだが…スケジュールを見たところ、見事なまでの白紙。笑
そもそも計画を立てられてもいなかった。
(そうなると、4月に入ってすぐあたりからおかしくなり始めていたんだな…ということになる)

これは見るべきものがあるな、という予感がした。
私が何もしたくないわけがないのだ。
「いつもの自分ではない」ということだけは分かったので、無理して頑張らせようとはせず、連休中は「仕事はしなくていい」ということにした。
休みたいだけ休み、余裕が出てきてから「今の自分がなぜそんな状態に陥っているのか」をゆっくり考えた。
こんなときにはノートが役に立つ。
今の自分の中にあるものを、全部紙に書き出して見えてきたものがこれだ。
「自分の発信内容がつまらない」
もっと言うと「発信自体が楽しくない」
人がどう感じるかはともかく、私自身が発信に対して強いストレスを感じていた。
動けなかった理由と自分の中の「制限」
「自分の発信内容がつまらない」
「発信自体が楽しくない」
そうなった原因は「発信する内容」に制限をかけていたことだった。
「マインドの講師だからマインドの発信をしなければ」
それが「マインドの発信以外をしてはいけない」になってしまい、ずっと自分の中で発信したいことを選別させるような働きをしていたらしい。

今の発信メディアは、この「ブログ」と「Instagram」「note」の3つ。
なかでもブログは、自分の名前でドメインを取った、100パーセント自分だけの城である。
しかも、開設当時はマインド講師でもなかったし、この先自分がどんな道を歩んでいくのかも見えていなかった。
だから特定のジャンルに絞ることなく、なんでも好きなように書いていて、それが楽しかった。
そこからのスタートだったので、書きたいことが絞られるのは相当なストレスだったようだ。
マインドの発信はもちろん楽しいが、
「ブログくらい好きに書かせてくれよ!!!」
そんな感情が「行動できない」という形で表に出てきたのだった。
誰にも強要されていないのに、自分で自分を勝手に縛って苦しくなる。
観客不在の「ひとり芝居」を繰り広げていたことが明らかになった…というわけだ。
これからの発信について
書くことを絞らずに、どんなことでも(出せる範囲で)発信していきたい。
ノートを書きながら辿り着いた結論は、「何を発信しても私は私だから大丈夫」だった。
私はマインドの講師だが、それだけが私の全てではない。
ここは「私自身を何でも表現していこう」という場なので、マインド以外のテーマでも、自分が体験したことや感じたことを文章にしていきたいと思っている。
まさか、動けない原因が「やりたいようにやっていないこと」だったとは…
自分の発信や行動を見直すことは定期的にあるので、このときがちょうど良いタイミングだということなのだろう。

ブログのことでストレスが溜まる=それだけ自分にとってブログ(発信)が大事なものだ、ということも分かった。
(引き続き、このブログを大事に育てていく!)
いつもの自分でいられないときは、何か見るべきものがあるのだ。
今回「一度止まって考えて欲しい」という自分の声に気づけたことで、また成長できたと思っている。
今後のためにも良いGWだった、ということで締めたい。