「人と比べて苦しくなるときは、過去の自分と比べるようにしよう」
私自身がよく言われることであり、講師として人にお伝えしていることでもある。
今回は、これで済まないときの私なりの対処法を。
ブレたときに元の自分に戻る方法
マインドを整える方法を学び、講師となった今でも「ブレる」ことはある。
誰かと比べてしまう場面はあるし、できない自分に落ち込むことだって何度もあるのだ。
何に対して落ち込むかが変わるだけで。
(この先も、生きている限りゼロにはならないのだろう…)

そうなったときに「過去の自分を比べてみる」というのは、ひとつの対処法として有効だと思っている。
- ◯◯ができるようになった
- ◯◯を叶えた
- ◯◯を変えられた
- ◯◯をやめられた
このように、事実だけを比較して
「あの状態から、よく今の状態まで持ってこられたね」
という立て直し方をすることは、実際よくある。

でも、
それじゃ表面的すぎる!
そういうのが欲しいわけじゃない!
となる場合もあるわけで…
そんなときは、過去の自分の「中」に戻ってみる。
過去の私から「今」を見て考えること
今の自分の視点から過去の自分を見る。
これも良いのだが、個人的にはその逆がかなり効くと思っている。
「当時の自分から見て、今の自分は『憧れの存在』になれているだろうか?」
今の自分を見て、過去の自分はどう思うだろうか?
過去の自分を救えるのは自分だけなのに。

「憧れの存在」になれていなくてもいいのだが。笑
それよりも「よくここまで生きてきたな」という感覚を得られることが大事なのだ。
いろんなことがあったけれど、何度も生まれ変わってやり直したいと思ったけれど…
「よくここまで生きてきたな」
じゃあ、この先も大丈夫だな。
これで元の自分に戻ることができる。
誰かと比較したり、賞賛を求めたり…
そんなことをしなくても、今まで一生懸命生きてきたことを実感できるだけでよかった。
本当に苦しくなったときにも、私を助けてくれる方法。
過去の自分が報われる方法である。
※これはあくまでも私の場合なので、いろいろ試しながら見つけていくのが間違いない。