最近、ブログを書いていても「なんだか楽しくないな」と感じることが増えていた。
「なんだか」って何なんだ…
考えてもパッと出てくるものはなく、漠然と「イヤだなあ」という感覚だけがあった。
今の私は、基本的にイヤなことはしない。
(怖いことは成長に繋がるのでチャレンジする)
「イヤだ」と感じたらすぐにやめたいところではあるけれど、今回は自分にとって大切なブログのこと。
そして、私自身「マインドのプロ」でもあるので、このモヤモヤした状態を放置するわけにはいかない。
手元に置いてあるノートに、今の自分の気持ちを一気に書き出してみた。
「なんかね、漠然とイヤなんだよね」
「すごく書きにくいし、書きたくないんだもん」
書くからこそ見えてくるもの
「本来書きたいような形でブログを使えていないのが悔しい」
日本語の表現がなんとも言えないけれど…出てきた言葉をそのまま。
現状について言いたかったのはこれだった。
そこから何ページも書いたところで分かったのが、「私はブログを『自分の生き様を書くもの』だと思っている」ということ。
「そして、今はそれができているように思えない」
「だから方向転換したい」
そうか、こんな理由で「書くのが楽しくない」なんて感じていたのか…
問いかけることで、自分の奥底にあった答えがちゃんと出てきた。
元々ノートに感情を書く習慣なんてものはなく、勉強以外で文字を書くなんて意味ない!めんどくさい!とまで思っていたこともある。
それでも「ノートに書き出すからこそ見えてくるもの」というのはあって、そこには頭で考えているだけではたどり着くことができない。
今回の件がまさにそうだったな、と振り返ってみて思う。
「まあいいか」では終わらせない
ノートに書いたことをすべてさらけ出すわけにはいかないので、一部分だけお伝えすると…
要は「人の真似をしていたから違和感があった」のだった。
自分ではないものになろうとしていたのだから、それは苦しくもなるはずである。
人と比べて「あの人の方が優れている」「あの人みたいにならないといけない」なんて思ったこと、ないだろうか?
今回の私はまさにそんな状態だった。
それでも違和感に気づいてじっくり見ていったことで、「そうじゃないよね、私は私のままでよかったよね」と、元の私に戻ってくることができた。
もし、最初に感じた「なんだか楽しくない」という思いを、「どうせ気のせいだから」「まあいいか」なんて放っておいたら…
本当にブログをやめるという結果になっていたかもしれない。
違和感をそのままにするのって、とても怖いことなのだ。
今までブログに書いてきたことだって、決して嘘ではない。
ただ、書き方が自分らしくなかったよね、というだけで。
これからはもっと私らしい形で書いていけるかな…と思っている。
そして、もうすぐノート歴3年となっても、日々「ノートの力」「書くことの力」を感じ続けている。
書くことには慣れても、そこから得られるものはいつだって新鮮。
だからやめられないし、この先もずっと続けていくのだと思う。