今回の内容は、ライフデザイン講座創設者・こはらみきさんの著書「お姫さま練習ノート」4刷重版を記念した企画、
「お姫さま練習ノートのプロ講師たちが語る♡姫ノートで理想の未来を生きる方法」
こちらに私がゲスト出演した際、みなさんにお話ししたエピソードをまとめ直したものである。
(前回の記事はこちら)
疑いから始まったノートとの出会い
私がお姫さま練習ノートに出会ったのは、本当に偶然である。
今から5年前、たまたまGoogle検索で、こはらみきさんのブログを見つけたのがきっかけ。
検索ワードは「人生を変える」とか、そんな感じだったと思う。
当時の私は学び中毒だったので、長期の継続講座にいくつも通っていた。
みきさんのブログでノートを知ったときも、ちょうど他の講座を受講中だった。
私は、お姫さま練習ノートを知ってから、実際に書き始めるまで1年くらい期間が空いている。
当時は「変わるために必要なのは行動だけ!」と信じていたため、感情を見ることも、可愛く楽しい学びも「未知の領域」だったのだ。
最初は「本当に効果があるのか?」と疑っていた。
それでも書き始めたのは…実際のところ、「行動行動!」でうまくいっていなかったから。笑
どれだけ学んでも、自分の思うような結果が得られていなかったのだ。何年も。
だから、今まで二の次だった「感情」を見てみたら、何かが変わるかもしれないと思った。
今度こそ、これが最後…そんな想いでお姫さま練習ノートを書き始めることにした。
(そして今ではノート歴4年目となった)
▲こちらが記念すべき1冊目のノート。
お姫さま練習ノートの効果を実感した出来事
お姫さま練習ノートを書き始めたころ、とてもストレスのかかる職場で働いていた。
数分単位で変わる業務指示や、仕事そのものからくるストレスにより、感情が乱れたり爆発したりする人が常にいる環境だった。
私自身は感情をあまり表に出すほうではないのだが、周りの人に振り回されて、一緒にイライラしたり息苦しくなったり…
毎日、仕事が終わるとどっと疲れが出ていた。
そんな毎日が、ノートを書くようになってから変わった。
毎日、昼休みに必ずひとりでノートタイムをとるようになったことで。
(私物の持ち込みができない職場だったので、昼休みだけがノートタイムのチャンスだったのだ)
昼休みが始まると、ノートが入った鞄ごと持ってオフィスの外へ。
職場の人が誰も行かないようなお店を選んで入り、午前中にあったことをノートに思い切り吐き出して、執事さんに聞いてもらった。
ノートとおいしいご飯でリフレッシュし(ご飯よりノートがメインだが)、マインドが整った状態で仕事に戻れるように。
午後も相変わらず、現場も自分の内側も掻き乱されることが多かったが…昼休みに一度リセットしているので、以前ほどぐったりすることはなくなった。
そのうち、ノートが書けない状況でも「脳内執事」を召喚できるようになり、仕事中にもこまめに自分のマインドを整えられるように。
安心して過ごせる時間が増えていき、仕事に楽しみを見いだせるようになっていった。
環境を変えるよりも、まずはマインドを整えることから
職場で過ごす時間は長い。
その時間が辛いものになってしまうと、一日を辛い状態で過ごすことになる。
でも、私たちは辛い・苦しい状態で生きることなんて望んでいないはずなのだ。
仕事のときはひたすら我慢して、休日だけ解放されるなんて、なんだかもったいなくないか?
(このように感じられることは一種の才能だと思っている…この先、何とも思わないまま生きていく可能性だってあったはずなので)
今の仕事が辛くて逃げ出したいとき、転職するのもひとつの手段ではある。
それでも私は、まず今の職場のままで、今より少しでも楽に過ごせるようになるのが先だと思っている。
辛い気持ちのまま転職しても、また同じことを繰り返すだけだから(私はそれで何度も失敗している)。
例のストレスのかかる職場は、2年以上前に退職している。
ノートでマインドを整えられるようになり、その上で満足のいく転職活動もできて…実は初めてだった!笑顔で最終出勤日を迎えることができたのは。
ノートを書き始める前も、何度か転職活動の経験はあったが、今思うとそれらは全て「逃げ」でしかなかった。
「逃げたい」という一心で行動しているうちは、本当に自分が大切にすべきものは見えていない。
「今の不満だけが解消できればそれでいい」と、安易な選択をして、後悔したりするのだ。
(今の講師の立場からすると失敗なんてないと思っているのだが…それでも)
マインド(土台)が安定してくると、視野が広くなってくるなあ…と感じる。
最初に整えるのはマインド。ノートを書き始めたことで気づいた。