学生時代、ちょっとだけお芝居をしていたことがある。
始めたばかりのころ、「芝居をしていると声が大きくなるんだよ」と先輩に言われたのだが…確かにその通りだった。
学内で「やけに声が大きい人がいるな」と思って辺りを見回すと、高確率で劇団のメンバーがいる。笑
本当に分かりやすかった。
豊かな表情=豊かな人生だと思う
でも、私自身はそうならなくて…
もともと大きな声を出すのも、話すことも苦手だったから(正確には、成長の過程でそうなってしまったから)、殻を破るのに、最初はかなり苦労した。
多少、大きな声を出せるようにはなったかな?
それでも普段は小声トークだった。
リアクションはするようになったかも。
ティッシュの箱を落としただけで、「うわぁっ!!」って大きく飛び退くようになったのは大学時代からなのだ。
(外ではやらないように意識している)
マインドを学ぶより前の、少しだけ自分を「解放」できるようになったきっかけはお芝居だと思う。
稽古では慣れないことばかりしていたので、不快な感じもあったし、逃げたくなったことだって何度もある。
(慣れたら楽しくなったが)
そんな経験があるからこそ…この写真のような、作り物ではない、思いっきり「びっくり」な表情ができるようになったんだろうな。笑
無駄なものはない、ということだ。
このとき、一体何を話していたんだろう…