今回の内容は、ライフデザイン講座創設者・こはらみきさんの著書「お姫さま練習ノート」4刷重版を記念した企画、
「お姫さま練習ノートのプロ講師たちが語る♡姫ノートで理想の未来を生きる方法」
こちらに私がゲスト出演した際、みなさんにお話ししたエピソードをまとめ直したものである。
(前回の記事はこちら)
ノートが書けるようになったのは「全肯定」を肌で感じたおかげ
お姫さま練習ノートを書き始めたばかりのころを振り返ると…
まず、感情を文字として書き出すことが本当に難しかった。
ノートを開いて、ペンを持っても…なかなか一文字目を書き始めることができない。
元々あまり感情を出す方ではなかった上に、自分を抑えて生きるのが当たり前になっていたから。
自分の感情にも白黒つけるクセがあったので、「こんなことを思っている自分がイヤだ」「こんな自分は見たくない」と、抵抗感がすごかったのだ。
ノートで変わりたいと思っていたけれど、できない。
自分で始めようと決めたのにやりたくない、どうしよう…
そんな風にひとりで悩む時期もあった。
ノートを書き始めてから、ライフデザイン講座という4ヶ月の継続講座も受講し始めた。
ライフデザイン講座は、どんな感情もジャッジをしない安心できる場。
私は4名クラスで受講したので、講師の方と自分以外の3人の仲間、合わせて4名の執事さんが常にそばにいる環境。
「辛い」「苦しい」「嫉妬」など、マイナスと言われるような感情も、勇気を出して話すと「教えてくれてありがとう」「話してくれて嬉しい」と受け止めてくれる。
最初は「え、こんなことも話していいの?」「なぜ全てを受け止めてくれるんだ…?」と不思議で仕方なかった。
(全肯定の場に身を置くのが初めてだったため)
それでも、次第に「これでいいんだ」と安心できるようになり、私も自分とみんなを全肯定できるようになっていった。
みんなが執事さんの、全肯定の空間。
そこでの温かい感覚やみんなの声かけをインストールしながら、「何を書いても大丈夫なんだ」と、少しずつ感情が出せるようになっていった。
環境の力を味方にしたことで、ノートが書けるようになり、自由自在に活用できるようにもなり…今では講師としてお伝えする側にもなった。
私が考えるノートを書くときのポイント
大切にしているのは「出てきた言葉をそのまま書くこと」である。
日本語的な美しさは考えない。わざわざ綺麗な言葉に変換しない。
ダラダラ長くなってもいい。
考えているときの「あー」とか「うーん」とか「えっとー」とか、そういうのも全部書いていい。
そのままの言葉にエネルギーが乗っているから、それを止めないために。
(綺麗な表現に変換する工程で、このエネルギーが失われてしまうと思うのだ)
どんなに汚い言葉だろうと、不思議な言い回しだろうと、ノートには出てきたまま、そのまま書いていい。むしろそれがいい。
心が荒れる時は文字も荒れている。それもそのままでいい。
ノートの中では全肯定。誰も傷つけないから大丈夫なのだ。
自分に自信がなく「学び中毒」だったところから、それまで軽視していた感情を見てあげるようになり、人生が変わった。
今の自分の中にあるものを信じて、大切にして、日々過ごすことができている。
感情を大切にすることで、人生はいくらでも自分の望むほうへ変えていけるのだ。
「もっと私らしい生き方をしていきたい」
「これからたくさんの夢を叶えていきたい」
そんな想いを持っている方に、今度は私からきっかけをお届けしたい。