新入社員らしき人をよく見かける時期。
頑張りすぎていないかな?
休めているかな?
自分の新人時代を思い出しながら、そんなことを考えたりしています。
できない自分が後ろめたくて…
社会人1年目の私は、自分のことをすり減らして頑張っていました。
同級生よりも数ヶ月遅れて、かつ自分ひとりだけの入社だったので、新入社員研修は上司とマンツーマン。
会社は4月入社組と同期として扱ってくれたけれど、みんなはもうプロとしてお客様と接している。
ついこの間まで研修期間だったはずなのに、早くも結果を出している人だっている…
早くみんなに追いつかなきゃ!会社や上司からもどう見られるか分からない…と、日々必死でした。
当時の私は、上司以上に、自分に対してスパルタ。
これくらいできて当然だから頑張らなきゃ!
みんなは乗り越えたんだから!
もう大人なんだから、弱音を吐いている場合じゃない!
疲れている自分や、落ち込んでいる自分は「恥ずかしいもの」。
見ないようにして、とにかくお尻を叩いて頑張らせようとしていました。
上司には「元気です!」「大丈夫です!」なんて言っていたけれど…実は元気でも大丈夫でもなかった。
(思ってもいないことを言うから、ますます辛くなっていく)
あまりの疲れで起き上がれず、休日は一日中寝て終わることも。
当時は対処法も知らなかったので、そんな状態を一年くらい続けてしまいました。
自分をいちばん気にかけてあげる
もちろん新入社員に限らず。
新しい環境では、自分が思っている以上に気を張っています。
もう十分頑張っていて、体力的にも精神的にも精一杯なのに、さらに自分に鞭打って動かそうとしてしまう!
毎日のように新しいことを覚えて、新しいものを求められて…それなのに肝心の自分がボロボロでは、持っている力も発揮させてあげられません。
酷使しすぎて壊れてしまうかもしれない。
最近、疲れているな…と感じることはありませんか?
なんだかずっと緊張しているな…という感覚はありませんか?
それ、頑張っている証拠です!
そんなときに必要なのは、「もっと頑張れ!」とお尻を叩くことではありません。
自分の頑張りを、ただ認めてあげること。
自分に「よくやったね」「すごいよ」「さすがだね」って言ってあげること。
変化の多い時期だからこそ、いちばん大切な自分に寄り添ってあげる。
私も意識して、日々実践しています。一緒にやってみませんか?