先週、劇団四季のミュージカル「アラジン」を観に行った。
開幕から今年で10年目だそう。

昔、夜遅くまで仕事をしていたころだ…深夜ラジオにはまっていて、伊集院光さんの番組をよく聴いていた時期がある。
そこで、伊集院さんが「アラジンを観に行って感動して泣いた」と話していた回があった。
(本編ではなくポッドキャストのほうかもしれない)
伊集院さんは開幕してすぐに観に行っていたと思うので、そこからもう10年が経つのかあ…と。
時の流れが早すぎて怖くなった。笑
「アラジン」観劇後の感想
アラジンが上演されているのは、東京の汐留にある「電通四季劇場 海」。
中に入ってみると、イメージしていたよりも全体的にコンパクトだった。
今回は2階席だったのだが、それでも舞台までの距離は近い(と私は感じた)。
開演5分前までなら「自席からの写真撮影OK」だったのに、劇場に着いたのがなんと開演3分前だったので撮れず!
間に合ったのは良かった…

良かったところはたくさんあるのだが、いちばん印象に残ったことを挙げるならばこれだ。
「可能性」
具体的にこのシーンがどうこう…というよりは、表現の可能性をたっぷりと見せてもらったな、という感じ。
※ネタバレになるようなことは書いていないので、まだ観たことのない方もご安心ください。

私はディズニー作品の中ではアラジンがいちばん好きで、小さいころからよく観ていた。
アラジンのストーリー、記憶を遡ると…
- 主人公のアラジンはよく動き回っていた(逃げ回っていた)
- 砂漠や空など、果てしなく広い場所が出てきていた
それらをどうやって表現するんだろう?
舞台でどこまでできるんだろう?
全く想像がつかなかったので、とても楽しみにしていた。

そして、実際に公演を観た感想としては…
「あの大きさの舞台でここまでできるのか!」「そんな使い方(見せ方)をするのか!」の嵐。笑
魔法の絨毯で空を飛ぶ。ランプを探しに砂漠へ行く。
そういった広い場所のシーン以外でも、「あのシーンってこうやって表現できるんだ!」と驚いたポイントがたくさんあった。
ストーリーも面白かったのだが、それ以上に演出の面白さに感動の連続。
枠に囚われなくていい
限られた大きさの舞台で、各シーンをどうやって表現するのか。
それはプロが考えて作り上げているものだけれど、舞台のプロでなくても日常に生かすことはできる。
「できるかも」に変えていくこと。
- できないと思っているだけかもしれない
- 工夫次第でできるのかもしれない
「できない」が「できるかも」に変わった瞬間、「できるルート」を進み始めるから。

過去の私も、たくさんの「できない」を「できるかも」に変えて夢を叶えてきた。
- 「これが最後のチャンスだ!」と心の学びに投資したとき
- 苦しい働き方を変えたいと願ったとき
- 長年のコンプレックスを解消する施術を受けたとき
- マインド講師を目指したとき
- 正社員の働き方をやめたとき
- 初めて自分でサービスを提供したとき
今の立場じゃ難しい、今いる場所では難しい…それって本当なのだろうか?
「どうやったらできるかな?」
「私にもできるかも!?」
捉え方が変われば、叶えるために必要なものが見えてくるようになるのだ。
今ある「枠」に囚われず、場所を変える。見方を変える。
「できるかも」への転換は、自分にとってプラスにしかならない。
そんな、アラジンからの気づき。