時間もお金もかけて学んだことを、最大限自分のものにするために大切なこと。
それは…
できたことを認める!
できないところばかり見ていると、ずっと足りない何かを追い求めることになるからだ。
自分を認めないことによる弊害
過去の私は、いくつも継続講座を受講してきた。
学んだことのステップアップとして新たな講座を受けていたのではなく、学んでも学んでも「自分は足りない」という感覚があったためである。

講座中は真剣に取り組み、変化も実感できていたのに、講座が終わると元に戻ってしまう。
そして、また別の講座で学ぶのだが同じことを繰り返す。
当時は、どうしてそうなってしまうのか分からなかった。
今考えるといくつも原因が浮かんでくるのだが、その中でも特に、私を学びのループから抜け出せなくしていたものがある。
「私はまだ変われていない」
そう強く思っていたことだ。

学んだことを実践して、効果も現れていたのに、私は自分のことを何ひとつ認めていなかったのである。
それよりも、
講師と比べて落ち込む。
同期と比べて落ち込む。
講座と関係ない、自分よりも遥かに先を行く人と比べて落ち込む。
そうやって誰かと比較してばかり。
「私なんてまだまだなんだ」
こんな思いが強かったから、「まだ何かが足りない→もっと学ばなきゃ」という負のループに突入してしまったのだ。

自分で自分を認めるから進んでいける
でも、ノートで自分を認められるようになったら変わった。
もう「足りないから学ばなきゃ」とはならない。
自分で自分を認めることで、次のステップへと進んでいけるのだと分かったから。
(それでも比較してしまうことはあるのだが、ノートがあるから「自分」に戻ってくることができるし、そこまでの過程も宝物のように感じられるようになる)

他人に認めてもらうのはもちろん嬉しいが、限界はある。
欲しい言葉をかけてくれるとは限らないからだ。
自分の欲しい言葉は自分がいちばん分かっている。
だからこそ、自分で自分の小さな成長を認め、噛み締めながら進んでいけるようになると本当に強い。