リアルな瞬間を切り取るのが好きなのだ

スーパーからの帰り道、空を見上げたら、雲でうっすら隠されている月が綺麗だった。

写真を撮りたいと思ったけれど、スマホは自宅で充電中。

こんなに綺麗なのに悔しいなあ……と、歩きながら気づいた。

「そういえば最近、写真を撮らなくなったな」と。

撮ってはいるけれど、前と比べたら圧倒的に枚数が減っているのだ。

以前はとにかく撮影枚数が多くて、同じものをいろんな角度から何十枚も撮っていた。

今はそのときのインスピレーションに従って、本当に数枚だけで済ませる。

少しくらい余計なものが写っても気にしなくなった。

写真の修正もほとんどしなくなった。

あまりにも暗ければ直すけれど……

例えばこの写真は、一切修正を加えていない。

パッと見て暗すぎる感じはしないし、その場の照明の雰囲気が伝わるかなと思って。

今までだったら、もっと明るくなるように修正していたかもしれない。

10年近く発信を続け、ときにはせっかく作った投稿を削除しながらも、やっと辿り着いた結論……

「リアルな空気感が伝わるものが好き」

作り込んだ発信(特に写真)を、自分がするのは苦手なのだ。

綺麗な写真を上げている人を見るたびに、私もそうしなければならないと思っていた。

でもその考えを取り入れすぎて、辛くなっていた時期もある。

人に影響されて「正解探し」をしていたからだったんだなあ……

自分で撮った写真の編集は、今後もほどほどにしようと思った。

あの日、私が見た月はこんな感じ。

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