自分に厳しく生きていると、
「こんなこと、できて当たり前じゃない?」
「これは賞賛に値することなのか?」
なんて考えてしまって、ぜんぜん自分のことを褒めない!
心当たり、ありませんか?
まさに過去の私がそうだったのですが…
それ以上に、「自分を褒めたらおしまい」くらいのことを考えていた時期があるのです。
褒めてしまったら成長が止まるからダメだ、と。
だから、常に煽るような言葉を自分にかけていました。
では、それで変わったのか?成長したのか?と言うと…答えは「NO」なのです。
どんどん自分が嫌になり、行動できなくなっていきました。
今の私は、自分のことをよく褒めます。
例えば、先週の出来事なら…
- 使ったお金を毎日記録した
- 写真加工アプリをちょっとだけ触ってみた
- セミナーのスライドを2ページだけ直した
- 初めてパックのいちごを買って食べた
まだまだあります。
- 朝起きられた
- たっぷり休めた
- 気持ちが落ちたところから立ち直れた
- 仕事でチャレンジしたいことが浮かんできた
- ずっと止まっていた活動を再開できた
キリがないのでこれくらいで…
どんなに小さなことでも、「できたね!」「すごいね!」と自分に声掛けしています。
「褒めるまでもないように思えることも褒める」というのがポイント。
なんでも褒めるので、基本的に「できた」でいっぱいの毎日です。
「当たり前」と思うようになったのはいつから?
今では息を吸うように自分を褒められるようになりましたが…最初は思いました。
朝起きられたことから褒めるなんて、子どもじゃないんだから!って。
でも、小さいころの自分を思い出してみると…どんなに些細なことだって大きな成長だった。
(赤ちゃんの自分を思い浮かべてみると実感が湧くかも)
それなのに、いつからだろうか…
できないことばかり探して、自分のことを叩くようになってしまったのは。
もともと何もできない状態で生まれてきて、「当たり前」にできることなんてなかったのに。
これに気づいたとき、過去の自分の、自分に対する行いを振り返ってショックを受けたのです。
「なんてひどいことをしていたんだろう」と。
そこから「自分を叩いて伸ばす→褒めて伸ばす」へ、意識して変えていきました。
そのおかげで、今は…
たくさんの仲間と、想像もしていなかった仕事に出会えています。
毎日「できた」を積み重ねていく
「できた」はどんどん積み重なっていく。だから成長する。
「できない」は「ない」だから、何も積み重なっていかないのです。
そして、「できた」の基準は自分で決めていい。
甘くていい。お砂糖を山のように入れるイメージで、激甘にしたっていい。
今まで自分を叩いて伸ばそうとしてうまくいかなかったのなら、褒めてみたら変わるかも。
明日の朝、「起きられたことを褒める」ところからやってみませんか?