先日、新卒2年目の私が「人生を変えたい」と思ったきっかけについて書いた。
(その記事はこちら)
当時は、すぐにでも転職!とはならず…
「とりあえず働き方はそのままで、もっと良くなるために何かを始めてみよう」と思った。
そこで浮かんだのが、会社以外の学びの場へ行ってみるということだった。
当時から「会社と家の往復だけしていても同じ未来にしかならない」と分かっていたのだろう。
今回は、そんな私が勇気を出して参加した「2つの場」について書いてみる。
聖地・ホテルオークラ東京での朝食会
ある起業家の方のブログが好きで、毎日のように読んでいた。
(今も活躍されている、大好きな方です)
あるとき、その方が朝食会を開催することを知り、「これはチャンスだ!と」思ってすぐに申し込んだのだ。
これが、最初に参加した学びの場である。
平日の朝開催だったが、仕事が午後スタートなので何も気にせず参加を決められた(気にするとしたら起きられるかどうかだけ)。
会場のホテルオークラ東京(現・The Okura Tokyo)へ着くと、先に集合していた他の参加者は全員私よりも年上。
上場企業の広報や個人で起業している方、出版している方など、私にとって「すごい人」ばかりだった。
「あれ、参加資格ってなかったよね…?」
「どうしよう、すごいところに来てしまった…」
自分なんてちっぽけな存在だな…と感じて、縮こまっていた。笑
そのあとも緊張しすぎて何を話したのか覚えていない。
みなさんとても優しかったし、いろんな話を聞けて楽しかったけれど。
このときに気づいたのは「知らない世界はまだまだある」ということ。
学習塾で働いていたので、普段は学生(生徒・講師)や保護者様としか関わることがない。
だから、大人しかいない場にいることも、(私にとって)普通の会社で働く人に会うのも初めてだった。
新鮮だったし、世の中にすごい人ってたくさんいるんだな…ということも分かった。
※ここのホテルは、私にとって始まりの場所。「聖地」となりました。
日帰りで参加した名古屋セミナー
当時働いていた会社(学習塾)では毎月研修があり、その度に課題図書を読んでいた。
過去に読んできた本の中で、特に面白いと思った本の著者を調べ、その人から学べるような場はないか探してみたところ…
(学びの場を探す方法が分からなかったので、知っている範囲から探そうとした)
調べていた方が、まさにそのタイミングで、全国を回ってセミナーをしていることが分かったのだ。
午後開始の3時間くらいのセミナーで、東京会場はすでに満席。
でも、なぜかそこで諦めることはせず(!)、他に空きがないかを見てみたら…名古屋会場がまだ募集中だった。
そして、わりとすぐに決めたのだ。「よし、名古屋行くか!」って。笑
これは逃しちゃいけない、と思って。
週1日しか休みがなかった(かつ有給を使うという発想もなかった)ので、そのセミナーのためだけに日帰りで名古屋へ。
こちらもオークラの朝食会同様、参加者は自分よりも年上の方ばかりだった。
100〜120人くらいの会場が満席だったと思う。
内容も面白かったのだが、私はそれ以上に驚いた。
「会社以外の場へ学びに来る人たちって、意外といるんだな!」と。
実際にその場へ行って、体感したからこそ分かったことである。
最後に
「こんな世界があるなんて知らなかった」
「みんな、お休みの日もこうして勉強しているのか」
「在り方や考え方って、こういう場で学んでいくのかな」
今まで知らなかった環境を知ると、新たに挑戦してみたいことがどんどん出てくるものだ。
「人生を変えるひとつのきっかけとして、今後も気になったことを学んでみるのはいいかもしれない」
そう思えるようになったのは、間違いなく「勇気を出した」からである。
その後、学んでばかりで行動できないことに苦しむようになるのだが。笑
結果としてそうなってしまったけれど…最初の行動がなければ今でも狭い世界で留まっていたかもしれないので、当時チャレンジした自分を褒めてあげたいと思う。