キューイスト(認定講師)として活動するきっかけとなった、大人女子の学校・ライフデザイン講座。
2025年で開講100期を迎え、全国で400名以上の女性が人生を好転させている講座である。

この講座をきっかけに、人生「ドン底」から変わった仲間も多いのだが、受講前の私はどうだったのかというと…
ドン底というよりは、我慢しようとすればできてしまうギリギリのラインの違和感がずっとあった。
一度の激痛でなく、鈍痛が常にあるような感じ。

すごくうまくいっているわけじゃないけれど、
なんだか「これじゃない」感じはするけれど、
こんなもんだよね。
仕事だってあるし、
生活はできているし、
もう十分だよね?

でも、そう思いたくない自分が抵抗し続けていた。
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開講前から始まる講座
講師の方に出会ってから、受講決定となるまでは早かった。
(受けたい人が全員受講できるわけではないので、正式に決まるまではドキドキしていた)
開講日までは、ノートレッスンを受けて毎日実践したり、事前ワークに取り組んだり、同期メンバーとの顔合わせをしたり…

なかでも、ライフデザイン講座のお試し版である1Dayライフデザイン講座(旧・トリセツセミナー)を受けたことで、本講座がより楽しみになった。
ある質問をされ、それに回答したときに確信したのだ。
「この講座で、私の欲しかったものが手に入るのではないか!?」と。
(どんな質問だったのかは、これから受講する方のためにも伏せておく)

心のこと。
私が今まで見てこなかった領域。
ここから自分と向き合う4ヶ月が始まるんだな、という期待でいっぱいだった。
実践ベースの学び

ライフデザイン講座は、4ヶ月間のうちに7回の講義がある。
- Mind1(心)
- Mind2
- Mind3
- Health&Food(身体、食事)
- Love(コミュニケーション)
- Work(働き方)
- Life Design(受講生だけの秘密のレッスン)
他にも、日々のノートや宿題のシェア、Zoomでの実践シェア会、講師の方との個別セッションなど盛りだくさん。
ただ講義を受けるだけではなく、自分のことをアウトプットする機会が本当に多いのだ。


毎回の講義は必ずシェアタイムから始まる。
前回学んだことを実践してみて、どう感じたか。どんな変化があったか。
取り組んできたことや感じたことを自分の言葉で話し、仲間の実践報告もじっくり聴ける貴重な時間。


私が受講した53期は4人クラス。
住んでいる場所も年齢もバラバラで、受講理由もみんな違っていた。
同じことを学んでも、受け取る人も違えば実践の場も全然違う。
だから、みんなのシェアは面白いし学びになる。
これがライフデザイン講座の良いところだと思っている。
自分の中での葛藤

正直にいうと、最初「私はここにいていいのか?」とザワザワした。
もちろん講座は楽しみにしてきたのだが、可愛い場所で、可愛い人たちの中にいるのはふさわしくないかも…と感じたのだ。
(同世代の女性ばかりの環境で学ぶのは初めてだったので)
でも、みんなは私を当たり前のように受け入れてくれている…
それが不思議でたまらなかったのだが、だんだんと慣れてきてきて、肩の力を抜いて参加できるようになってきた。

爆破セッション
Mind1の講義後、講師との電話セッション(爆破セッション)がある。
ライフデザイン講座の目玉である、思い込みを書き換えて本来の自分に戻るためのセッション。
このセッションも、講座が始まる前からとても楽しみだった。
環境をしっかり整えて受けたいと思ったので、当日は日本橋のホテルに一泊し、ホテルの部屋から電話を繋いだ。

このセッションは、実際に受けてみて、その感覚を味わってみないとすごさが分からないと思う。
私はセッション後、身体が軽くなってどこまでも飛んでいけそうな感覚があった。
(あとでみんなの感想も教えてもらったが、人によってどのように感じるかは違うようだ)
たくさん話して、たくさん泣いて、電話を切ったらそのまま寝てしまい…起きたらすっかり夜。
ご飯を買いに行こうと外へ出たら、身体が軽くてびっくりした!!!
交差点を歩く足取りが軽い軽い!!!
噂ですごいとは聞いていたが、こんなにインパクトのあるものだったのか…と、ただただ驚いた。
今まで抱えていたものがそれだけ重かったということなのだろう。


翌日の朝ごはんが沁みた。
4ヶ月間を終えて
ライフデザイン講座を通して気づいたのは「答えは自分の中にある」ということだった。

夢が叶わず、妥協して選んだ大学へ進学したら無気力状態に。
そこから夢中になれるものを見つけ、仲間にも恵まれ…
やっと毎日を楽しめるようになってきたと思ったら、今度は就活で躓く。
就職先が決まらないまま大学を卒業。
何とか内定をいただいた会社で働き始めたら、今度は仕事ができなくて毎日怒られてばかり。
頑張り方が分からない。
結果を出せるようになってきても、自分ではない「誰か」に操られているような感じがする…

それまでの私は「人生は自分で決められない」「未来は自分で選べない」と思い込んでいたのだ。
だから、自分以外の誰かが正解を持っていると信じていて、外側に答えを探しにいくのが当たり前になっていた。
どうりで「誰か」に操られているような感じがしていたわけだ…!

ライフデザイン講座の4ヶ月間は、毎日ノートを書いて自分と向き合い、学んだことを日常でも実践し続けた。
講座のことを考えない日はなかったと思う。
私は何が好きなのか?
どんなときが楽しいのか?
今、何を感じているのか?
自分に意識を向ける時間が増えたことで、自分の中から生まれてくるものを大切にしてあげられるようになったのだ!


自分の未来の「種」は自分の中にある。
ライフデザイン講座の学びとともに生きていけば、私はもう大丈夫なんだと安心できた。
そして「この学びを私も伝えていきたい!」と思うようになり、キューイスト(認定講師)になろうと決めたのであった。