毎年、年始に立てた目標など達成できたためしがない。もはや目標を立てることすら放棄していた。
それでも2021年は頑張ってみたい。
うまく説明できないが、感覚的に分かる。例年とは何かが違うのだ。
変化をもたらされた2020年
この一年で失ったものがたくさんある(参照)。
辛すぎて、本当に身体が動かなかった時期もあった。
「なぜ生きているのか」とか、「何のために生きているのか」とか、ひたすら考えていた(だから余計に辛くなったのかもしれないが……)。
未来まで続いているはずの道が、途中から暗く、途切れてしまったような感覚があった。
「ずっとこのままじゃイヤだな」と、何度も何度も思った。
2020年で人生観は大きく変わっている。
あまりにも辛かったので、これからは失ったものをすべて取り戻す気でいるのかもしれない。
今までは周りの環境にも振り回されがちだったが、それも綺麗にリセットされた。
人と比べてどうしよう……みたいな感じはない。流されることもこれからは少なくなるんじゃないかな、と思っている。
学びを生かして目標設定する
本を読んだり人の話を聞いたりして学ぶのが好きなのだが、去年の秋からはさらに新しいことを始めた。
メンタリストDaiGoさんの「Dラボ」というサービスに加入し、毎日1.5~2時間、学ぶ時間を作っているのだ。
動画だがラジオ感覚で聴けるので最高(通勤中に聴きたくて、バックグラウンド再生ができるプランに変更した)。
今日は元日の生放送分を視聴。そのテーマが「目標達成の極意」というものだった。
いくつか実例を交えて紹介されていたが、なかでも「これはやったほうがいい!」と思ったことが2つある。
WOOPの法則
WOOPとは、以下4つの頭文字を取ったもの。
Wish(願望)
Outcome(結果)
Obstacle(障害)
Plan(計画)
ただ「○○したい」と思うだけでなく、どんな結果になったらいいのか、途中で現れる障害をどうやって乗り越えるのか……ここまで細かく考えるのだ。
この法則を使うことで、目標の達成率が2~3倍になるとのこと。
if-thenプランニング
WOOPの法則の「Plan」は、if-thenプランニングで作るのが良いそうだ。
if-thenプランニングは、条件付きのTODOのこと。「もし○○という状況になったら○○する」というもの。
(これもDaiGoさんの動画を見るまで知らなかった)
悪い習慣を変えるよりも、良い習慣をつくるときにより効果があるそうだ。
大きく成長するために
目標達成のためには、「現実的に」戦略を練るのだ。
考え方・やり方次第で何でもできそう。この感じ、荒れ狂った2020年ですべて忘れてしまっていたので……思い出せてよかった。
上に挙げた2つ以外にも、「一年を11か月として行動する」という考え方は取り入れようと思った。
12月は遅れを取り戻したり、翌年の目標を前倒しで進めるのに使うんだって。
「計画通りにいかない」というのも、きっと思い込み。
できる方法はあるはずだから、コツコツと着実に、小さな変化も喜びながら。
一年間でどれだけ変わるのか楽しみだ!