最近、芸人のヒロシさんがYouTuberとしても活動していることを知った。
私自身もYouTubeに興味があり、チャンネル開設まではしている。
しかしまだその先に進めていない状況である。
そんな中、ネットニュースでヒロシさんが今の働き方に至るまでの話を読み、動画もいくつか見てみた(そしてチャンネル登録した)。
多くの有名YouTuberの方々のように「みなさんこんにちは!〇〇です!」のようなオープニングはないし、ヒロシさん自身が映っていないシーンも多い。
それなのに、チャンネル登録者数は31万人(本日時点)を超えている。
王道じゃなくてもいいのかな?いったい何がウケているのだろうか?
気になる点がたくさん出てきたので、本書を手に取ってみた。
ここが響いた!
★好きなことを突き詰めて、そのまま発信する
完璧さをついつい求めてしまうけれど、そこは重要なポイントではないようだ。
ヒロシさん曰く、発信に必要なのはトーク力、文才、容姿などではなく「好きを表現する力」だという。
上手いか下手かではなく、好きな気持ちをそのまま映し出すこと。
本当に好きな人が作ったものならば、見ている人の心を動かす。
ちゃんと「愛」を受け取ってくれる。
もちろん万人に受けるということはないと思うけれど、伝わる人にはちゃんと伝わる。
自分の好きを全面に出して、それに共感してくれる人がファンになってくれる。
それが好きなことで生きていくために最も必要なことなのだ。
他にも!ポイントメモ!
・複数のタネを同時に蒔いて育てていく(成功しはじめたらそこへ集中させる)
・無限実行(こっそり始める)
・退路を残しておく
・オリジナリティはあとから出てくる(二番煎じであるかどうかよりも、自分がやってみたいと思うかどうかが大切)
・真の失敗は何もやらないこと(ネットはやった者勝ち)
・飛び込む前に、まずは水の中に手や足を入れて、泳げる環境かどうか確かめればいい
・無駄な苦労などお金を払ってもしないほうがよい
・スペシャリストに要求される専門性は「対象をいかに愛し抜くか」
・マイナー市場では、自分の興味関心を基本に据えた発想をすべき(>大衆の流行)
・第一人者=達人ではない
・個と個が結びつく時代に備えよう
・外の世界で出世しよう
まとめ
ここ1ヶ月くらい、自分よりも先を行く人たちのことを見ては、「私は何も持っていない」と落ち込んでいた。
でも本当に大事なことを忘れていないか?
いちばん力を注ぐべきなのは、周りと比べることでも、周りにどう見られるかどうかでもなく、「好き」を磨き尖らせることではないか?
本書を読んで、ようやく思い出すことができた。
私も「好きなことで生きていきたい」と思う人間の一人である。
それならまず、好きなことを突き詰め、好きなように発信してみよう。
ちょっとだけ勇気が出てきた。