7/21~22の2日間で、TLIベーシック第2講を受けてきた。
今回のメインは「ビリーフ(自分定義)」「シャドウの投影」について。
公開セッションでは、自分のコア・ビリーフに辿り着くことができた。
今回もまた一歩前に進んだのではないだろうか。
自己否定の根源「コア・ビリーフ」
人は、無意識のうちに自分を定義づけて生きている。その自己定義を「コア・ビリーフ」という。
私のコア・ビリーフは「そのままの私は魅力がなく、愛されない」というもの。
薄々感じていたものはあったけれど、公開セッションを受けたことで、それらを初めて明文化することができた(記事はこちら)。
これは大きな収穫だ。
シャドウの投影
私たちはよく「一方が良いと、もう一方は悪い」という考え方をする。
思いやりのある自分は「良く」て、そうでない自分は「悪い」。
頑張る自分は「良い」けれど、なまける自分は「ダメ」。
しかも、「悪い自分」「ダメな自分」を、無意識のうちに抑えつけているのだ。
そんな自分になってはいけない。だから、ダメなところをなくすために頑張らなくては。
しかし、抑えつけられた自分だって黙っちゃいない。
無意識のうちに、「ないことにされた自分(=シャドウ)」を、他人に投影してしまうのだ。
自分にないことにしたものを、他人にあることにする。
「意地悪しちゃいけない」と思っていると、意地悪する人が目の前に現れる。
「怒っちゃいけない」と思っていると、怒る人が現れる。
つまり、「あんな人嫌い=こんな自分嫌い」ということなのだ。
こんなこと、誰も教えてくれない。
人間関係で苦しんでいるときは、投影されたシャドウを見て、それに対して感情が動かされているのだ。
この仕組みに気づけば、周りの人との関わりは、きっと、もっと楽になる。
ゴールデンシャドウ
さらに衝撃的だったのは、人間は「素敵な自分も抑圧してしまう」ということ。
ないことにされた素敵な自分(ゴールデンシャドウ)が、「憧れの人」として目の前に現れる。
つまり、その人に対して憧れている部分を、実は自分も持っているということなのだ。
講義の中で、憧れの人を何人か挙げ、その人の憧れポイントを「自分のこと」としてみんなに話すワークをした。
「私は個性的で、唯一無二の存在です」
うーーーーー、なんだかザワザワする。
芸能人でも身近な人でも、人と被らない、独特の感性を持った人に惹かれることが多い。
ということは・・・私もその要素を持っているってこと!?
そうだよ!という自分と、そんなはずはない!という自分がいるようで、なんだかフワフワした、変な感じがする。
まとめ
「自己定義」がいい意味で揺らぎ、それに抵抗しようとするもう一人の自分の存在も感じる。
第1講よりも、もっと深いところまで入り込めたような気がする。
第3講までは2ヶ月空くので、その間にまた心境の変化もあるだろう。
これからの自分に期待。