ここまで壮大に考えたことはなかったが、そろそろ、自分の中でも固めていったほうがいいのではないだろうか。
ミッション、使命、天命。
生きたいように生きるのは、意外と難しい。難しいけれど、実現できないこともなさそう・・・というのが正直なところ。
こんなこと、家族や友人に話したら笑われるだろうなー。実際、「そんなわけないだろ」って言われたこともあるし。
「何のために生きているんだろう」
小さい頃もたまに考えていた。理由はしょうもないけれど。
大人になってからも考えている。考えて、考えて、考えぬいたけど・・・まだまだ答えにはたどり着けない。
「私の価値ってなんだろう」
結局のところ行き着く先はここ。ただ、「価値」の意味が変わってきているのは感じている。
昔は、他人よりもできること、秀でていることが「価値」だと信じていた。
あの子はあんなに輝いているのに、私には何の取り柄もない。周りのみんなが羨ましい。
人と自分を比べることがとにかく多かった。今は多少マシになってきたか。
今はまったく違うことを「価値」として認識している。
何のために生まれて、何のために生きているんだろう。
自分にしかない何かを発揮することで、自分の人生を良くしたい。あわよくば、他人の人生も良くしたい。
せっかく存在しているなら、何かしらこの世に残せるようになりたい。
他人との比較だけじゃ計れない何かが、この世にはまだまだある。そう思えてならない。
一日が、なんとなく・・・でもないが、あっという間に終わってしまうのは、ゴールが明確になっていないからだ。
または、ゴールを常に意識していないから。
「自分には目指すべきところがあるから、こんなところで立ち止まるわけにはいかない」
何があってもそう思えたなら、目の前の出来事に流されることなく、前に進んでいけるはず。
「思い通りの人生じゃない」なんてことを言って生きていたくない。
まだまだ若いつもり。それでも、誕生日を迎えるたびに「1年早かったな~」なんて言っている。
毎度毎度こんな調子だ。なんとなく過ごしていたら、私の人生なんてすぐに終わってしまう。
最期の瞬間、私と世界には何が残るのだろうか。
「我は何者か?」
すべてはこの一言に集約されているような気がしている。