キューイスト(ライフデザイン講座認定講師)の畠中さおりです。
はじめましての方はこちらから。

大学時代、就活が思うように進まなかった私。
ご縁があって就職先に選んだのは、当時いちばん行きたくなかった教育業界でした。
自分に自信がなかったので、人を裏でサポートする仕事がしたかった。できるだけ隠れていたかったのに…
それが叶わず、表に出て多くの人と関わる仕事をすることになったのです。
絶対に行きたくなかった業界で感じたこと

日々の仕事は、とにかくコミュニケーション!
自分から相手に働きかけること、相手の意図を汲むこと、テンポよく会話すること…
求められるのは本来の特性(だと思っていたこと)とは真逆のことばかり。
それなりに苦労しましたが、その中でも「これだけは本当に楽しいな」と思えることがありました。

子どもたちの夢の話を聞くこと。引き出すこと。
そして叶えていく方法を一緒に考えること。
将来の夢について話しているときは、みんな目が輝いていました。
子どもならではのすごい発想に驚かされることも。
普段あまり感情を出さない子も、夢の話をするときはたくさんの笑顔を見せてくれました。
「『これ』が仕事の中心になったらいいのになあ…」と、何度考えたことか。

でも、進路を決めるときには必ず成績が関わってきます。
どんなに強い思いがあっても、成績がクリアできなければ行きたい学校を諦めなければならない。
どうしても最後は数字で判断せざるを得ない。
私のところに来てくれるのは、勉強の得意不得意に関わらず、みんな素晴らしいものを持っている子たちでした。
「そういうところって見てもらえないのかな」
「もっと伸ばしてあげられないかな」
そして…
「最高にやりがいを感じるところだけを仕事にするなんて、そんなの夢のまた夢か」とも思っていました。
未来の「決め方」

そこから数年の時を経て、キューイストに出会いました。そして自分もそうなりました。
今があるのは奇跡とも言える。
でも、何か叶えたいことがあるなら、奇跡が起きるのをただ待っているのではなくて…
「今の延長線上にあるであろう場所ではなく、自分の行きたい場所に向かって大きく点を打つ」
「ここに行く!と決める」
↑これをやってよかったのです。

どんなルートを通るかは分からないけれど…
私たちは行きたい場所に行ける。そうなるようにできている。
だから堂々と決めてしまっていい。
ライフデザイン講座の講師となった今、過去の自分に教えてあげたいことです。