キューイスト(ライフデザイン講座認定講師)の畠中さおりです。
はじめましての方はこちらから。

今年の7月は、ほぼ1ヶ月間まともに眠れていなかった。
会社での仕事もしていたし、キューイスト関係のミーティングにも普段通り出席していました。
でも、その裏で実は…「疲れているのにまったく眠れない」状態に。
ある日突然、一睡もできなくなってしまったのです。
不眠と戦った1ヶ月
まったく眠れない。そしてそれが何日も続くなんて初めての経験。
びっくりしました。「私、どうしちゃったんだろう」って…

最初に疑ったのは「ストレス」。
でも、眠れないほどストレスを感じたことって、今まで一度もないのです。
そのときも慣れない仕事はしていましたが、特にイヤなこともないし…「多分これじゃない」という結論に。
ノートを何十ページ書いても、それらしき原因が見つかりませんでした。
たまに2〜3時間眠れる日もあったのですが、それでも圧倒的に睡眠時間が足りていないので、常に心も身体もぐったり…
日常生活は、ほぼ気力で乗り切りました。
(幸い、ワタナベ薫さんの講演会までにはなんとか体調を戻すことができました)

試行錯誤の末、7月下旬にやっと6時間通しで眠れるようになったときは、涙が出るほど嬉しかった…!
やめられなかった習慣を手放すきっかけに
思い返せば…学生時代から「休むこと」を軽視していたのです。
これだけは大人になってもずっと抜けなかった!!
「決められたことは絶対にやり切らなきゃ!」
それだけでなく…
「時間をかけるほどいいものができる」と信じていたので、睡眠時間を削って何かすることが当たり前になっていました。
「睡眠時間をいかに最低限に抑えるか」ということばかり考えてしまうのです。
頑張りたいことがあるときは、長く寝ないようにわざと床で寝るとか、よくやっていた…笑

でも、今回の経験で思ったのです。
眠れるのって幸せなこと。休めるって素晴らしいことなのだ、と。
そして…「眠気や疲れを我慢することにエネルギーを使うのって、めちゃくちゃもったいない!!!」と気づきました。
やっと!!
そこからは、とにかくライフデザインメソッド(ライフデザイン講座の学び)を繰り返し実践。
(いつだってライフデザインメソッドに助けられている私)
おかげで8月以降は、睡眠リズム・生活リズムともに安定し始めました。
食事や生活習慣も改善したことで、9月からは不眠になる前よりもぐっすり眠れるように。
今も調子がよく、毎日の充実度も上がったような気がしています。

結局、原因が何だったのかは分かりません。
あとで調べてみたら、まあまあ深刻な状態だったみたいです…もう少し長引いていたら対応が変わったかも。
大変な目には遭いましたが、長年続いた「休まない習慣」をやっと手放すことができました。
「本当に大切にすべきこと」を改めて考えるきっかけにもなったので、今後に向けた前向きな出来事だと捉えています。