私は今、じぶんノートという感情ノートの書き方をお伝えしています。
それまでは「ノート術」と名のつくものに抵抗があり、一切取り入れてきませんでした。
でも、このじぶんノートだけは、書き始めてからもう2年近く経ちます。

ノート術は「向いていない」
人生を変えたくて学び始めた数年前、ちょうど周りでさまざまな「ノート術」が流行っていました。
興味があったので検索してみたところ、
・項目別に丁寧にまとめられている
・目的別に何冊も使い分けている
・可愛くデコレーションされている
・細かくびっしりと書かれている
このようなノートの写真ばかりが出てきて、私は思ったのです。
「無理だ、絶対続けられない」と。
元々、ノートを綺麗に書こうという気がありません。
書道を10年以上続けていたので、字は綺麗に書けるけれど、ノートに関してはまた別。
普段から考えることがあまりにも多いので、綺麗に書いていたらぜんぶ拾いきれない…文字を書く手が思考に追いつかないのです。
だから、細かく丁寧に書くノート術なんて続けられない!と思いました。

じぶんノートが続いている理由
じぶんノートの書き方は、約2年前に教えていただきました。
思考ではなく「感情」を書くノート。
感情をリアルタイムで吐き出していく。そしてその感情に寄り添い、光を見せてあげる。
ときには望まない思考に突っ込んであげる。自分を縛る思い込みを外してあげる。
そのために必要なのが、感情を「リアルタイムで」「たくさん拾ってあげる」ことです。
誰かに見せるものではないので、自分が読めさえすれば問題ありません。
それに、そのとき書く文字にも感情が乗ってくるので、綺麗なときもあれば、雑なときもあっていい(むしろそれがいい)。
私のような「感情が手を追い越す」タイプにはぴったりだったのです。
このノート術が見事にはまり、毎日欠かせないものとなりました。
楽しく書けて内観もできる、夢を叶えていくための必須アイテムです。

ノートで人生を動かしていく
ノートで感情を丁寧に見てあげるようになったことで、数年前には考えられなかった未来を生きています。
それくらい「感情」は人生において大事なものなんだ、と気づくことができました。
最初は「綺麗さを求められないノート術なんて素敵!」というところから入りましたが、結果として人生がどんどん良くなっている…
何がきっかけになるかなんて分からないものです。
自分にぴったりのノート術を身につけたら、面白いくらい変わっていきます。
だからやめられない。
