心屋流 ちょっと変わった夢の叶え方/心屋仁之助

なぜこの本を手に取ったのか。

ぢんさんが叶えた武道館公演。それと同じような夢が私にもあって・・・

音楽を仕事にしているわけではないし、もちろんプロとは言えないような腕前だけれど、叶ったらいいなとは思っている。

今回この本に惹かれたのはそこに興味があったからなのだ。

冒頭では、夢を叶えるためのキーワードとして4点挙げられている。

・夢は叶えなくてもいい
・自分は夢を叶えてもいい
・努力しない
・夢を叶えるのは自分ではない

「夢は叶えなくてもいい」って、タイトル含めてすべてが覆ってしまいそうだけど・・・

これは夢を叶えるのを諦めろということではなく、「夢を叶えなくてもすでに幸せであることに気づく」ということなのだ。

すでに幸せ、ということは・・・

私、ヤバい勘違いをし続けていたことに気づいてしまった。

「すでに幸せだと思う=敗北宣言」だと信じていたのだ!!!

足りないから頑張る。褒められても受け取っちゃいけない。だって、私なんてまだまだですから。

何も手に入れていないのに、認められていないのに、幸せだなんて。平凡な人生でいいです、と言っているようなものではないか・・・って。

違うんだね。

人に対してもはっきりと「違う」なんて言わないけれど、これは違うよ。気づいてよかったよ。

牛丼の例えがすごく分かりやすくて・・・

たっぷり牛肉が乗っているのに「まだまだ足りない」と思っている=夢を追っているのに辛くて苦しく、なかなか叶わない。

傍から見たら「え、何考えてるの?よく見なよ(笑)」って感じだ。でも、常にこれをやっているのだ。私も・・・

その反対で、すでに牛肉たっぷりだと気づいたら、今度は紅ショウガを乗せたくなる=叶ったら楽しい夢。そしてこちらのほうが勝手に叶ったりする。

「夢は叶えなくてもいい」というのは、すでに幸せであることに気づくこと、心のあり方を変えると夢が叶うようになるということなのだ。

何よりもまず「あり方」なのである。

「私が」許可を出す

「自分は夢を叶えてもいい」というのは、つまり自分で自分を認めることだ。

自分のことを認めるというのはなかなかできないこと・・・

自分で自分を素晴らしいとでも言おうものなら「あの人何言ってんの?」「調子乗ってんじゃないよ」と批判される・・・と信じている。

そう言ってくる人もいるだろうけれど、みんながみんなそうではないし、そう言われても別にいいんだよね、本当は。

前提として「自分の価値は他人によって決められると思っている」ことが問題なのだ。まずはここを何とかしないといけない。

そして、自分で自分に夢を叶える許可が出せると「夢が勝手に叶うようになる」。自分は夢を叶えて当然だから。

ぢんさん曰く、本当はもっと楽しく生きたい・・・そう思うのなら、

・卑屈さを捨てる
・謙遜をやめる
・自分はすごいんだ、という真実の「自覚」「自信」をもつ

この3つが大事だそうだ。

見事に、どれもできていない(笑)

卑屈であること。謙遜すること。自分はすごいと思わないでおくこと。

楽なんだよね、この3つは。でもそのぶん多くの犠牲を払っていることになる。だから楽しく生きられない。

自分で自分を認めたら、人生の主導権が自分に戻ってくる。そしてうまくいく。

さいごに

あとがきにも書いてあるけれど、この本の内容は、世の中の多くの人には理解されないことのほうが多いのかもしれない。

今まで信じてきたものが覆されるのは結構な衝撃だから・・・

それでも、みんなと同じことをしていたら、みんなと同じ結果しか出ないんだよね。

ちょっと変わった方法で夢を叶えるなら・・・私のような「正統派」で戦うのが難しい立場の人間からすると、すごくいい本なんじゃないかな、と思った。

読み終わったあとに安心感がある。

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末光咲織

末光咲織

東京都在住/夜型勤務の会社員/好きなもの:エレクトーン、ミュージカル、街歩き/気になっているもの:日本の歴史、和食、東京の東側