「ひとつ買ったらひとつ捨てる精神」の功罪

小さいころから、母はいつもこう言っていた。

「ひとつ買ったらひとつ捨てるんだよ」

特に洋服を買ったとき。

買ったぶんだけ捨てないと、たんすに入りきらなくなるよ、ということだ。

その通りだと思う。

そして、真面目だった私は、この考え方をいろんな場面で応用していた。

新しいことを始めるときは、今までやっていたことをひとつやめる。

新しい系統のものが好きになってきたら、今までのものは捨てる。

そのうち「どれかひとつに絞らなきゃ」と思うようになっていった。

「ひとつ買ったらひとつ捨てる」から「ひとつのことしかやっちゃいけない」へ。

だんだんエスカレート?というか、ちょっとずつズレていったのだ。

だって「二兎を追うものは一兎も得ず」って言うじゃん。

しかし、妹にはこの考え方が通用しなかったようで。

すごいと思ったのは、高校時代に部活を3つかけもちしていたこと。

最初はひとつだけだったのに、「あれもやりたい」「これもやりたい」と、だんだん増えていったのだ。

最初に入った部活は幽霊部員になりかけていたらしいけど、それでも「やりたいことは全部やる精神」を貫いていた。

信じられないよ・・・

私だったら、最初に入った部活だけを3年間やり通していただろう。

あっちもこっちも手を出したら、どれも中途半端で終わってしまう(と思い込んでいた)から・・・

「こじらせた母の教え」+「最上志向」的な何か(当時はそんなこと知らないから)。

これらのおかげで、いろいろ諦めたり捨てたりしてきたのかもしれない。

「ソース」を読みながら、そんなことを考えていた。

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末光 咲織

末光 咲織

東京在住20代会社員。100%自分主体で生きていない・・・と感じ始めて早数年。この違和感をどうにかしたくて、自分らしく生きるための在り方・やり方を学んでいる途中。2018年は大きく変わる一年にしたい。
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