断捨離の二日間

今の家はとても気に入っていて、綺麗に使いたいのでこまめに掃除をしている。

先月、やっと引っ越しの段ボールをすべて開けて片付けたら(一年越し)、部屋のいろいろなところが気になりはじめてしまったので、昨日今日で不用品を一気に処分した。

生活する上で住む場所は重要だけれど、それでも100%の部屋はないと思っている。

今の部屋を内見したとき、気になった点は「部屋が真四角ではないこと」と「収納が小さいこと」。

悩んだけれど、気に入った部分のほうが多かったので、契約することに決めたのだった。

部屋の形は、一年住んでみたらすっかり慣れてしまった(真四角のほうが絶対いいとは思うけれど)。

ただ、収納が少ないことはずっと引っかかっていた。

あらゆるものがしまいきれず、クローゼットや棚の外に出さなければならないので、部屋がなんとなく散らかり、ごちゃごちゃして見える。

引っ越しの段ボールが片付いたことで、ついに耐えられなくなったのだ。

何かルールがあったほうがいいと思い、「一年以上使っていないものは捨てる」と決めた。

気に入って買ったのにずっと着ていなかった服や、なんとなくとっておいた大学時代の教科書なども。

どこかで「捨てることは悪いこと」だと思っているようで、変な罪悪感のようなものを感じながら作業した。

ものを大事にしなさいと言われて育ったし、いろんな人から「もの持ちがいい」と言われたりもする。

しかし「大事にする=ずっととっておく」ではないのだ。

使わないなら持っている意味はない。そのぶんのスペースをあけてあげたほうが、家にとっても幸せだろう。

ゴミを出してきて、改めて部屋を見渡すと、ほとんどのものが備え付けの収納に収まった。

すごくスッキリしてしまった・・・

「収納が少ない」というのは、ただの幻想だったようだ。普段使うものは意外と少ないのかもしれない。

もう余計なものはいらない。本当に気に入ったものだけを使って生活していきたい。

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末光 咲織

末光 咲織

東京都在住の会社員。文章を書くこと、音楽、演劇、ラジオが好き。周囲から否定される数々の経験が元となり、成長するにつれて感情を思うように表に出せなくなる。自分の人生なのに、自然と「裏方」になろうとしていたことに気づき、2016年の冬、生き方を変えようと決意する。本当はもっと表に出て、自分の思いを表現することで生きていきたい。将来的には、会社員+個人事業主として活動したい・・・と思っている。
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