言ってみる勇気

思ったことを言ってみる勇気、というのがなかなか出せない。

意見を言うというよりは、記憶が曖昧だったり、正しいかどうか微妙なことを言ってみる、ということだ。

会社関係者に、関わるようになってからまだ日の浅い方がいる。その方と話している中で、あるお店が話題に上がった。

私の記憶では、そのお店が下高井戸にもあったような気がしたのだが、それを言おうかどうか、ものすごく迷った。

正しい情報じゃなかったらどうしよう・・・変なこと言っちゃったらまずいよなあ・・・

それでも、「間違っていてもいいか!」と、思い切って言ってみた。

「そのお店って下高井戸にもありませんでしたっけ?」

結果、なかったのだが(笑)、どうってことはなかった。それどころか、「下高井戸にはないけど、〇〇(場所)にはあるよ」と教えてくれた。

そのあともずっと話が続いて、テーマは変わりながらも盛り上がった。

間違っていてもいいから言ってみて、「そうじゃないんだよー!それって本当はね~」と話が続けば、それでいいみたいだ。

それに、間違えたこと自体、相手はそんなに気にしていないようだった。

この勇気がないのだ!

正しいと確証が持てることしか口に出してはいけないと思っている。

雑談なんだから、話が盛り上がってその場が楽しくなればいいのか。

間違いが絶対に許されない場面や、相手との関係に亀裂が入る可能性のある場面ではもちろんダメだが、そうでないのなら、口に出してみたほうが案外面白い方向へ進むのかもしれない。

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末光 咲織

末光 咲織

東京都在住の会社員。文章を書くこと、音楽、演劇、ラジオが好き。周囲から否定される数々の経験が元となり、成長するにつれて感情を思うように表に出せなくなる。自分の人生なのに、自然と「裏方」になろうとしていたことに気づき、2016年の冬、生き方を変えようと決意する。本当はもっと表に出て、自分の思いを表現することで生きていきたい。将来的には、会社員+個人事業主として活動したい・・・と思っている。