今が、まさに、稽古期間。

いつもと同じ一日がまるでない。

表向きは「慣れてきた」なんて言っているが、実際そんな状態ではない。

今日と同じことが明日には起こらない。

ほんの少しでも変化があると動揺してしまう。

楽しみもあるけれど、それでも少しは不安なんだろう。

毎日、何だか地に足のついていない感覚でオフィスへ向かう。

だいたいの想像はついても、これから何が起こるか分からない状態で進んでいる。

しかし、それを恐れていたら「越えられない」。

何を?・・・がうまく言えないのがもどかしい。

「キラキラしている部分の『裏側』を受け入れる覚悟が必要だよ」

こう言ってくれた人がいる。

その通りなんだよなあ。

決して楽な道ではないけれど、辛いとは捉えない。

舞台だってそうじゃないか。

スポットライトに当たるまで。拍手喝采を浴びるまで。

見えない部分の時間のほうが、圧倒的に長いのだ。

油断すると「勘違い」しがちだよなあ。

しばらくはこんな日々が続く。

それでも唯一の救いは・・・驚くほど「自己否定がなくなった」こと。

「でも」「だって」「どうせ」

口に出さないようにはしていたけれど、ついに「思わなくなった」。

私には何もない。

それでも、何もないなりに「軸」が定まってきたようだ。

ああ、私も「向こう側」の人間になりたい。

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末光 咲織

末光 咲織

東京都在住の会社員。文章を書くこと、音楽、演劇、ラジオが好き。周囲から否定される数々の経験が元となり、成長するにつれて感情を思うように表に出せなくなる。自分の人生なのに、自然と「裏方」になろうとしていたことに気づき、2016年の冬、生き方を変えようと決意する。本当はもっと表に出て、自分の思いを表現することで生きていきたい。将来的には、会社員+個人事業主として活動したい・・・と思っている。
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